教則本

変ロ長調の練習【ぴあのどりーむ6】

曲集
ぴあのどりーむ6
ページ
33

曲の情報

  • タイトル:変ロ長調の練習
  • 4/4拍子 変ロ長調
  • テキスト:ぴあのどりーむ テキスト6

演奏のポイント

指をくぐらせる部分が2回出てきますので、変なところでアクセントをつけないように滑らかに演奏しましょう。カデンツも今までの和音とは違い5指で黒鍵をつかみます。転ばないことも大切ですが、力み過ぎて乱暴になってしまわないように注意しましょう。

よく弾けるようになったら、上行ではクレッシェンド、下行ではディミヌエンドをつけて、立体的にすると表現の練習にもなります。

練習のコツ

P.32で、スケール(音階)の指番号や主要和音を覚えます。黒鍵から始まるスケールの指使いは、何パターンか考えられますが、まずは、使用テキストに書かれている通りに覚えます。

黒鍵から始まっている音階は、何の音を弾いているのか見失いやすいので、しっかりと「シドレミファソラシ」と頭で唱えながら練習します。そうすることで、初心者にありがちな「ミ♭」のあとに「ミ」を弾いてしますミスを防げます。

まずはしっかりと指使いを覚えます。鍵盤を使わずに指を動かして完全に覚えましょう。右手は「2」「123」「1234」と分けて覚えるとスムーズです。1指の部分で指をくぐらせます。左手は、「321」「4321」「2」です。下行は、それぞれ逆になります。「」から「」に行くときに指をくぐらせればいいのです。

次に音を覚えていきます。

音階上では、「第3音と第4音の間」と「第7音と第1(8)音の間」が半音となりそこがフラットになるポイントです。「シ♭」から始まる音階なので、「第3音はレ」で「第4音のミが♭」、「第7音がラ」で「第1音のシが♭」です。二つだけなので、覚えようと思えば覚えられますが、増えてきた時に対応できるようしくみをしっかり覚えましょう。

指からのアプローチでは、右手は、指をくぐらせた直後の音と最後の音(シ♭)、左手は、指をくぐらせる直前の音と最後の音(シ♭)が、黒鍵になります。

スケールがうまくできるようになったら、主要和音も覚えます。指番号をきちんと覚えることで、今後のミスを減ります。目をつぶってもできるようにしましょう。

なお、スケールの終わりのシ♭は「3指」ですが、和音のシ♭は「5指」で、スケールから和音に移行するときは、指を移動させないといけません。注意しましょう。

予備練習でうまく弾けるようになってから、課題に取り組みましょう。

演奏について

何か和音がばらけている感じがしますね…笑。そうならないように注意しましょう。

音楽用語

音楽用語
意味
mf(メゾピアノ)
やや強く

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