ゆっくり練習の必要性

最初はゆっくりしかできなくっても、繰り返していくうちに、慣れて速度が増していく。しかし、同じところでどうしてもタイミングが遅れたりミスタッチをしてしまったりする。部分練習をするが、それでもなかなかうまくいかない。

そんなときはゆっくり練習してみよう。

【メリット】
    • 力が抜ける
    • 無駄な動作の確認ができる

注意する点は、遅れたり、ミスタッチをする部分は、力が入りやすくなっているので、無理のない速度にしたら、力が入っていないかをよく確認してほしい。遅れやミスタッチがなくなっても力が入ってしまうようなら、まだその速度についていけないのでもっとゆっくり練習しよう。

遅れ、ミスの「原因」を考える

一例ではあるが、練習していた曲で、ミスタッチを連続するところがあった。1指に注目して、次の動画で確認してほしい。

  1. 左手の練習で最後の和音のタイミングが遅れてしまう
  2. 1指に無駄な動作を改善

1指は、そのままCに置いておけばいいだけなのに、速い練習だと手を開く感覚がつかめずに、動かさないと次の鍵盤に届かないと無意識に判断し、余計な動きをしていた。ゆっくりと練習すると、このような無駄な動きを把握できる。

ゆっくりの演奏で、一見、力が抜けた状態で弾けるようになったとしても、1指が最初のままでは、速度を増していくにつれて、結局、力が入り滑らかな演奏にならない。

原因は、簡単に見つかるとは限らないし、見つかったところで上記の例のように簡単に直せるとは限らない。しかし、ただ繰り返し練習するよりも、原因が発見ができるだけでも、近道になる。

ちなみに上記の曲は、その後、両手で部分練習をしたところ、やはりタイミングが遅れてしまう。左だけの練習では、最後の「ミド」の和音に入る練習をしたが、両手の練習時は、最後の「ミド」の和音から始まるフレーズを練習したらできるようになった。弾けていない部分は、片手練習のときも起きるトラブルと両手のときだけに起きるトラブルがあるが、両方ともつぶした方が演奏は安定するだろう。

ゆっくり練習した方がいいとわかっていても、つい弾ける部分は速く弾いてしまうような練習を以前は行っていた。そんなとき「ピアノ奏法の基礎(ジーセフ・レヴィーン著)」をたまたま読んで、印象に残った文がある。

曲をゆっくりしたテンポでひくのには強い意志が必要で、普通、速くひきたい、とはやる心に負けてしまう(第五部より引用)

妙に納得した。意識しないとゆっくり弾けないものだと気づき、ゆっくり弾く練習も取り入れるようになった。

ピアノ奏法の基礎 ジョセフ・レヴィーン [楽譜] [ ジョセフ・レヴィーン ]
ジユン

ジユン練習って最高!

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東京都出身。仕事は、ピアノ教えたり、たまに弾いたり、曲を書いたり。ピアノ好きだが練習は大嫌いであまりしない。そのため、演奏はミス多め。好きな言葉は、「かゆいところはかゆいまま」。好きなスポーツは野球。ニックネームは、兄貴だけが使う呼び名、由来は謎。
年齢は、理由もなくなんとなく内緒にしていたらどんどん言いづらくなって、いまだなんとなく非公表。

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