曲の情報
- タイトル「赤いやねの家」
- 3/4 ハ長調 Allegretto
- 作詞: 織田ゆり子 作曲:上柴はじめ
- テキスト:きらきらピアノ こどものポピュラーメロディーズ2
演奏のポイント
- アウフタクト、左だけに頼らず、右手でも拍子を感じながら、滑らかな演奏を心掛ける
- 歌を知らない人は、ゆっくりと弾きたくなるかもしれないが、Allegrettoなのでのんびりした曲ではない
- 指定の< >以外の場所でも、音が高くなればcresc.、低くなればdimにという基本的な表現を使う
- 左手がメロディーに変わるところは、左右のバランスに気をつける。左手は、大きくし過ぎると乱暴に聴こえ、またその先にあるクライマックスよりも音が大きくなると全体的に物足りない演奏になる
- ritは、pocoがついているが、仮についていなくても、ゆっくりし過ぎない。その次のフレーズで、少し盛り上がりがあり、終止を感じさせる部分があるので、ゆっくりし過ぎるとくどい
練習のコツ
- メロディーをきれいにする練習をよくしよう。オーバーに強弱をつけるのではなく、シンプルに、流れに沿って、演奏する。強弱記号を見なくても、指定通りの演奏になる
- 24小節の3拍目からは、右手は重音でメロディーを表現するが、メロディー以外の音が目立たないようによく音を聴いて練習しよう。音を切らないで演奏するのも難しい部分。同じ部分で、左手は音を迷いやすいので、音、指使いともによく練習し、見ないでも弾ける状態にしておくのが理想的
- 付点リズムが苦手な人は、堅くならないように気をつけよう。アウフタクトなので、最低でも最初の音にアクセントがつくことがないように。
音楽用語
- 音楽用語
- 意味
- Allegretto(アレグレット)
- やや速く
- mp(メゾピアノ)
- やや弱く
- <(cresc. クレッシェンド)
- 徐々に強く
- >(dim. ディミヌエンド)
- 徐々に弱く
- mf(メゾフォルテ)
- やや強く
- f(フォルテ)
- 強く
- poco rit.(ポコリット)
- 少しずつ遅くする ※poco a poco ritardando(ポコアポコ・リタルダント)の略
演奏について
この曲、僕は小学校の時、歌った覚えがないんですが、年齢的な問題ですかね笑。歌うのは好きだったので、学校で歌ったら忘れることはないと思うんですが…。意味なく50周年の歌とかも覚えていますからね。
初めて弾いた時は、ゆっくりな曲なのかなと思ったんですが、速度標語を見る限りは、のんびりな曲ではないと。後半、左手、dimしながら「ラソファ」を弾くところがあるんですが、ファが聴こえないですね。演奏しているときは、聴こえたはずですがどういうことですかね。マイクが悪いのか、耳が悪いのか、もしくか聴こえてほしいという願望が現実のように感じられていたのかというところでしょう。