きらきらピアノ こどものピアノ名曲集2──初級から一歩進んだ“弾ける名曲”の世界へ

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ジユン

1に引き続きアレンジされている曲は、相変わらず可愛らしいハーモニーで、ピアノの小品も少し増えてきたかなと。ぜひともやらせたい曲しゅうではありますね。様々なハーモニーや指の動きが学べていいですね。1からやっていれば、様々な指の動きにも慣れてくれている・・・はず?

目次

基本情報


教本タイトル

『きらきらピアノ こどものピアノ名曲集2』


基本データ

  • 出版社:全音楽譜出版社
  • 編・著者:轟 千尋(編)
  • 初版・発売日:2011年06月15日
  • 対象レベル:バイエル中盤〜修了程度
  • 収録曲数:約35曲
  • 代表的な収録曲:ガヴォット、メヌエット、ジングルベル、主よ、人の望みの喜びを、お人形の夢と目覚め など
  • 学習目的:基礎を続けながら少し背伸びした名曲に挑戦し、音楽的な表現を広げる
  • おすすめ年齢層:小学校低学年〜中学年、初心者後半〜初級者
  • 関連タグ:#きらきらピアノ #併用曲集 #名曲入門 #初級後半

概要(イントロ)

『きらきらピアノ こどものピアノ名曲集②』は、導入期から初級者が「より本格的なクラシックの響き」を味わえるように構成された併用曲集である。

第1巻より音域・和音・リズムがやや広がり、バイエルを進める途中や修了後に弾きやすいレベル感となっている。

「知っている有名曲が多い」ため、発表会やレッスンでのモチベーションアップにつながることが特徴だ。


特徴

  • レベルアップした選曲:より複雑なリズムや和音を含むアレンジ。
  • バラエティ豊か:オペラ、交響曲の名旋律から民謡まで幅広い。
  • 発表会に最適:短いながらも聴き映えする曲が多い。
  • 第1巻からの自然なステップ:無理なく続けられる構成。

学習のポイント(実践アドバイス)

  • 曲ごとに「拍子感」や「表情の違い」を意識させると良い。
  • 左手の伴奏形が複雑になるので、片手練習を丁寧に。
  • 歌詞がある曲は、歌いながら弾くことで表現力が高まる。
  • 発表会用にはテンポを上げすぎず、確実な演奏を目指す。

レベル感と進度

  • バイエル中盤〜下巻に差し掛かる頃が目安。
  • 全35曲の中から、生徒の好みに合わせて数曲選ぶのが効果的。
  • 修了までに半年〜1年程度かけて楽しみながら取り組める。

代表的な収録曲

  • 歓喜の歌(ベートーヴェン「第九」)
  • ユーモレスク(ドヴォルザーク)
  • ジュピター(ホルスト「惑星」より)
  • アヴェ・マリア(グノー/バッハ)
  • トロイメライ(シューマン)

関連教材・リンク

  • 『きらきらピアノ こどものピアノ名曲集①』:導入期から使えるシリーズ前巻。
  • 『きらきらピアノ こどものピアノ名曲集③』:さらに音楽性を広げる次のステップ。
  • 『ブルグミュラー25の練習曲』:技術と表現力を結びつける代表的教材。

解説

子どもがピアノを学ぶ過程で、「知っている曲を弾ける喜び」から「少し難しい曲に挑戦する楽しみ」へと進む瞬間がある。シリーズ第1巻で導入期の子どもたちに大きな達成感を与えた「きらきらピアノ」。その続編となる「こどものピアノ名曲集②」は、まさにこのステップアップを担う教材である。


シリーズの位置づけ

「きらきらピアノ」シリーズは①から③まで段階的に難易度が上がるように設計されている。①が導入から初級の入り口を支えるとすれば、②は初級後半から中級準備段階をカバーする。

レベル的には「バイエル後半〜ブルグミュラー初級曲」あたりに並走する難度で、音符の数や両手のバランスが少し複雑になる。子どもが基礎を固めつつ「音楽的な表現」に一歩踏み出せる構成になっている。


幅広いジャンルの選曲

第2巻の特徴は、①よりも幅広いジャンルと表現力を意識した選曲にある。

  • クラシック小品:メヌエット、お人形の夢と目覚めなど、その他クラシックの簡略曲多数
  • 童謡・唱歌:なし
  • 外国民謡:ジングル・ベルなど
  • ポピュラー・映画音楽:なし

子どもにとっては“次は何が弾けるかな”というワクワク感があり、保護者にとっては“懐かしい曲を一緒に楽しめる”喜びがある。


教材としての工夫

②に進むと、アレンジはより「両手の独立」を意識した書き方になっている。

  • 右手:旋律がより長く、強弱やフレーズ感が求められる
  • 左手:伴奏が単音から和音・分散和音に広がり、伴奏らしい役割を果たす
  • リズム:付点音符や三連符など、多様なリズムが導入される

こうした構成により、子どもは「ただ弾くだけ」から「音楽として表現する」段階へと自然に移行できる。


発表会・コンクールでの活用

②に収録された曲は、発表会のプログラムとしても人気が高い。特にアレンジの工夫により「聴き映え」がするため、舞台に立つ子どもたちの自信を支える。短くまとまりやすい一方で、音楽的な表情をつけやすいのも魅力である。

また、コンクールやグレード試験の課題曲として使用されることもあり、「教材」としてだけでなく「演奏曲」としての価値を持つ。


教育的効果

  1. 両手のバランス感覚左手が和音やリズムを刻む中で、右手の旋律を歌わせる訓練になる。
  2. 読譜力の強化①に比べて音域が広がり、シャープ・フラットも増えるため、譜読みの力が確実に伸びる。
  3. 表現力の芽生えフレーズごとにクレッシェンド・デクレッシェンドが出てくる。強弱の対比を体感できる。
  4. 持続力の育成1曲の長さが①よりやや長くなることで、集中して最後まで演奏する力が身につく。

保護者へのメッセージ

第2巻に進むと「思ったより難しい」と感じる子どもも少なくない。保護者は「できた・できない」で評価するのではなく、「新しいことに挑戦している」という姿勢を認めてあげたい。

知っている曲が難しくて弾けないと感じても、「ここまで弾けたね」と小さな成功を積み上げることが、ピアノを続ける力になる。


総括──音楽的成長を実感できるステージ

「きらきらピアノ こどものピアノ名曲集2」は、導入から一歩進み「音楽を弾いている実感」を子どもに与える教材である。初心者から少し進んだ学習者が「クラシックの名旋律」を自分の手で奏でる喜びを味わえる。発表会向けにも選びやすく、基礎練習の合間に取り入れることで、学習のモチベーションを大きく高めることができる。

  • 知っている曲に再び出会える喜び
  • 両手の独立と表現力のステップアップ
  • 発表会でも映える選曲
  • 家庭で一緒に楽しめる幅広いジャンル

この1冊を終えた子どもは、「音楽の楽しさ」を一層深く理解し、次のブルグミュラーやソナチネへの扉を開くことになるだろう。

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この記事を書いた人

ジユンはニックネーム。兄貴だけが使う呼び名、由来は謎。本当はゆーじ。
東京都出身。仕事は、ピアノ弾いたり、教えたり、曲を書いたり。ピアノ好きだが練習は大嫌いであまりしない。そのため、演奏はミス多め。好きな言葉は、「かゆいところはかゆいまま」。好きなスポーツは野球。
年齢は、理由もなくなんとなく内緒にしていたらどんどん言いづらくなって、いまだなんとなく非公表。

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